国産の家庭用3DプリンターDS1000

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スマイルリンクとディビジョンエンジニアリングが共同で企画開発した国産の家庭用3Dプリンター「DS1000」が11月から発売される。スマイルリンクは、スマートフォン用のアクセサリやタブレット用のアクセサリ等を企画製造販売する事業を行っている。ディビジョンエンジニアリングは、製造業向けソフトウェア開発やCAD/CAM/CAEの実務サービスの事業を展開している。そんな2社が共同で開発した国産の家庭用3Dプリンター「DS1000」。国内初の本格的な家庭用3Dプリンターと言えば、SCOOVO(スクーボ)が有名だが、これに続くことができるか。価格帯等もSCOOVOやCUBE等と近く、製品コンセプトも似通っており、ターゲットとするユーザー層も近いのかもしれない。国産家庭用3Dプリンターでうれしいのは、日本語マニュアルや、日本語ソフトウェア、アフターサポート。またネット上にコミュニティ・サイトを作成して情報共有をするなどのサービスも充実している。利用可能な造形素材は、PLA/ABS/ナイロン。
積層ピッチは0.05mm~0.35mmと、Cube等と比較しても高精細なところはうれしい。SCOOVOやDS1000に続く、日本人にとって使い勝手のよい、国産の家庭用3Dプリンターが今後もどんどん登場することを期待したい。
ds1000
■基本スペック
・積層ピッチ:0.05mm~0.35mm
・最大造形サイズ:105×105×105mm(幅×奥×高)
・フィラメント:PLA/ABS/ナイロン
・対応データフォーマット:STL
・価格:175,000円
・寸法:270mm×280mm×255mm(幅×奥×高)
・重量:約5kg

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