光造形3Dプリンター「Pegasus Touch」

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2013年は熱容積方式の3Dプリンターが一般家庭に多く出回った一年となった。では2014年の3Dプリンターの動向はどうなるのだろうか?その一つとして、光造形方式の3Dプリンターが低価格化し、高精細な造形物が自宅でも出力できるようになるかもしれない。光造形方式の3Dプリンターとして有名な製品としては、Form Labs社がキックスターターで支援を募った「The Form1」だろう。キックスターターで3億円集めて、その後VCから19億円の投資を受けた。今回「Pegasus Touch」を開発販売するのは、ラスベガスにあるFLS社。入手可能は2014年7月と半年以上先となっているが価格は225,000円と、Form1の330,000円よりも10万円安い。素材も、材料費1リットルあたり、Form1が15,000円に対して、Pegasus Touchは10,000円。今後このように市場の競争が激しくなれば、熱容積方式並みに価格が下がってくるかもしれない。2014年は是非とも手ごろな価格での光造形仕様の家庭用3Dプリンターがたくさん登場することを期待したい。

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