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SCOOVOの評価

国産初の家庭用3DプリンターSCOOVO。現行品はSCOOVO c170。手ごろな価格とサイズで人気の製品だ。 8月に1次生産分が発売された時は不具合等により多少炎上したりはしたが、その後は紳士的な対応で、仕様変更や無償でのアップグレードを行っており、サービスの品質自体も良くなっていると思われる。 これからSCOOVOを買おうか検討している人、既にSCOOVOを持っている人、 そんな人が気になるのが、実際にSCOOVOを使ってるユーザーの声。 SCOOVOでモノづくりに勤しんでいるユーザーさんのブログを集めてみました。

3DプリンターSCOOVOに新色が登場

欧米勢に市場を席巻されている3Dプリンター市場であるが、そこに果敢に挑んでいる国内の家庭用3Dプリンター、Scoovo。販売当初は、様々なトラブルや顧客対応等で若干炎上していたがその後は市場のニーズ等を確実に読み取り、ユーザーフレンドリーな3Dプリンターを投入している。それに対して、着実に市場から評価を得ているのかもしれない。家庭用3Dプリンターの価値としては、やはりコンパクトなスペースで簡単に使うことができる使いやすさだろう。その点では3D SystemsのCubeが一歩リードしているが、Cubeの難点はフィラメントが非常に高いということだ。コストパフォーマンスが非常に悪い。そこに真正面から切り込んだのがScoovoだ。Cubeとは同様の市場セグメントをターゲットとしながらも、Cubeと比較した時に、フィラメントの安さによるコストパフォーマンスの高さを売りにしている。この訴求はじわじわとではあるが、コンシューマーにも評価され始めており、現時点でScoovoを購入しようとしても、すぐには手に入らない程の人気のようだ。そんなScoovoが新色を発表した。これまで「SCOOVO C170」は、ホームページからの直販のみであったが、9月から大手量販店のオンラインストアでの取り扱いも開始した。既に池袋のヤマダ電機でも店頭販売されており、10月中にはビックカメラグループでの店頭販売も開始される予定だ。今回発表された新色は量販店限定の赤色と青色。家庭用3Dプリンターは、自宅に設置するため、デザインやカラー等は、インテリアの要素としてもこだわりたいもの。そう考えると、今回の新しいカラーラインナップは、Scoovoをより勢い付けるものだろう。また、これまでは利用可能なフィラメントが直販のみであったが、ビックカメラなどの量販店でも購入可能となる。その他、Scoovoの消耗品でもああるベッド用のマスキングテープや、ホットノズル等も取り扱う。このように国産メーカーの3Dプリンターが、国内の大手量販店でどんどん扱われていくことによって、家庭用3Dプリンター市場が発展していくことを楽しみにしたい。

SCOOVO(スクーボ)の不具合とカスタマーサポート

国産の低価格3DプリンターSCOOVO(スクーボ)が発売されましたが、不具合等のトラブル、カスタマーサポート対応等の点で若干炎上しているようです。
ここまでの経緯は、
・7月8日に、7月19日公開の「オープンキューブオンラインストア」にて7月29日から18万9千円で販売することを発表。
・オンラインストアの公開日を8月5日に、発売日も8月14日に延期。
・初期生産分/2次生産分もサイトオープン30分で完売。
・初年度2,500台、2年目は4,500台の販売を目指す。
と、当初出だしは好調に見えたものの、実際に販売がはじまりユーザーの手に届くと、いくつかの不具合が発生しているようです。不具合の内容としては、フィラメント詰まりが多い感じでしょうか。

http://microcraft.blog.fc2.com/blog-entry-64.html
http://3dsco.hateblo.jp/entry/2013/08/24/231203
http://ameblo.jp/beheive777/entry-11596523239.html
https://www.facebook.com/opencube.japan?filter=2

製品自体の不具合以外にも、カスタマーサポート等の点でもいろいろ指摘されているようですが、期待値が高かっただけに、不具合が発生したり、カスタマーサポートからの返答がなかったりすると炎上してしまうのかもしれません。3Dプリンティング市場自体まだ黎明期であるため、製品自体の性能と併せて、カスタマーサポートは非常に重要なのかもしれない。Cubeのカスタマーサポートも、片言の英語で問い合わせてもすぐに返答が来るあたりは、その辺を意識しているのかもしれない。オープンキューブさんには、なんとかこのビジネス立ち上げを乗り切ってもらって、日本国内の3Dプリンティング市場を盛り上げていただきたいので、陰ながら応援してます。

日本製の3Dプリンター:SCOOVO(スクーボ)C170

株式会社オープンキューブが国産の3Dプリンター「SCOOVO C170」の発売を発表した。オープンキューブ社というと、ポイントサイトのお財布.com等のインターネットサービスを提供する会社をご存知の方も多いかと思うが、今回のオープンキューブ社は、全くの別会社で2008年7月に設立された3次元工作機器の企画製造販売を行う会社。国産3Dプリンターといえば、ホットプロシードやルナヴァースト等がこれまでは有名であったが、今後このような国産メーカーのさらなる参入を期待したい。
積層ピッチ100μ(0.1mm)、最大造形サイズは175×150×150㎜(高さ×幅×奥行き)となっており、気になる価格は¥税込189,000円となっている。価格帯的には、Cube等と競合する物となる。国産プリンターのうれしいところとしては、日本語ソフトウェアと日本語マニュアル、アフターサポート等ではないだろうか。まだ不安定な市場であるだけに、故障や分からない事等が日本語のサポートで受けれることは評価したい。
SCOOVOは非加熱式ベッドを採用しており、低消費電力もうりにしている。利用可能なフィラメントはPLA。日本語のソフトウェア「SCOOVO Studio」と日本語の取扱説明書が付属。オープンキューブ社のスタッフによって設計され、国内の製造工場で生産されている。また、1年間無償サポートは他社メーカーと比較してもうれしいサービスだ。
・価格:税込¥189,000
・フィラメント:純正PLA。1kgロール税込¥4,200
・発売予定日:2013年7月29日
・販売店:オープンキューブ オンラインストア http://www.open-cube.co.jp/store
*オンラインストアの公開開始は7月19日予定。