3Dプリンターでクロックスみたいな靴をプリントアウトできる新素材「FilaFlex」

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履き心地や扱いやすさとデザイン性に加えて、クロックスピン等で数年前に大人気となったクロックスですが、クロックスのような素材の靴を家庭用の3Dプリンターで作成することができる新素材「FilaFlex」が登場しました。「FilaFlex」を製造販売しているのは、スペインの企業「Recreus」。「FilaFlex」は融解温度が230℃となっており、通常のABSやPLAが扱える家庭用3Dプリンターであればそのまま利用することができます。但し、出力時には「FilaFlex」専用のホットエンド出力が必要なようです。
以下の動画を見てもらうと分かると思いますが、パーツ別の出力ではなく、靴をまるごと一つ出力していますね。実際に出来上がった靴は、軽くて耐久性もあるようです。靴の中敷きと靴ひも等は100円ショップ等にも売っているので、簡単に実際の靴としても利用できそうですね。
履いて街中を歩いていたら、その靴を奪われるというエアマックス狩りなる事象まで起こったのは、NIKEのエアマックス95。バスケットブームに併せてエアジョーダンシリーズは大人気となり、特にAIR JORDAN IV/V/VI/VIIは、社会現象となるくらいの爆発的な人気となりました。今後3Dプリンターで靴までもが出力できるようになれば、エアマックスやエアジョーダンシリーズのような歴史に名を残すビッグヒットとなるシューズは登場しなくなるのかもしれませんね。エアジョーダンシリーズの3D CADデータがあれば、今まさに3Dプリンターに興味のあるユーザー層はきっと出力したくなってしまうのではないでしょうか。

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