ブラウザで利用できる簡単3DCG作成ツールをAutodeskが発表

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家庭用3Dプリンター普及の要素の一つとしてあげられる3D CADデータの作成において、今後は、ネイティブなアプリで専門技術を習得したクリエイターが作成するデータと、初心者でも簡単に作れるブラウザベースのツールという二つに大別されていくのかもしれない。Autocad等のCADオーサリングソフトで有名なオートデスク社が、家庭用3Dプリンター普及の為に積極的な展開を行っている。今回Autodesk社は、Webブラウザ上で無料で利用できる基本利用無料の3DCGツール「Project Shapeshifter」の提供を開始した。shapeshifter「Project Shapeshifter」はWebGL技術を使用したWebブラウザベースの3Dモデリングツール。WebGLとは、ウェブブラウザ上で3次元コンピュータグラフィックスを表示させるための基本的な標準仕様。特別なプラグインなしで利用環境等に依存することなく利用できるのが特徴。作成した3DモデルをOBJファイルとしてダウンロードできる為、そのまま3Dプリンターで出力できる。STLフォーマットのサポートはどのようになっているのだろうか?対応ブラウザは、GoogleChrome/FireFox等。今後、このような初心者でも簡単に3Dプリンター用のデータが簡単に作れるソフトウェアやツールはたくさん登場してくると思われる。

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