3Dプリンタ、3Dスキャナー、3D CADソフト。今後この3つは、3Dプリンティングにおける3種の神器となるかもしれない。この3つさえ使いこなせれば、どのような形状の物でも作り出せるようになる。2013年は安価な家庭用3Dプリンターがたくさん登場したが、2014年は安価な家庭用3Dスキャナーが数多く登場するかもしれない。それを象徴する出来事として、なんと2万円を切る199ドルの家庭用3Dスキャナーがクラウドファウンディングサイト、IndieGoGoに登場した。
IndieGoGoでの3Dスキャナーといえば、Photonが有名だが、そのPhotonを上回る低価格と機能性を有した3Dスキャナーとして登場したのが「Rubicon 3D scanner」。
出荷は12月を予定しており、クラウドファウンディングサイトにありがちな、実際の入手はかなり先、というようなことはないのもうれしい。
ここまで高機能で安価な家庭用3Dスキャナーが登場すると、MakerbotのDigitizer等は厳しい戦いをしいられるかもしれない。今年はCube等が大手家電量販店の店頭にも並んだが、Cubeの実売価格は168,000円。でも、来年の今頃は、3Dプリンターと3Dスキャナーをあわせても5万円以下で購入できるようになっていそうだ。