ナイキやアディダスがプロトタイプ作成に3Dプリンターを活用

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近年様々な工業製品シーンで3Dプリンターが活用されているが、ナイキやアディダス等のスポーツ用品メーカーも、シューズ等の開発において、試作品を3Dプリンターで作成している。アメリカのオレゴン州にあるナイキ本社では、アメフトのプロ選手向けシューズ「ヴェイパー・レーザー・タロン」の開発においても3Dプリンターが活用された。ドイツのアディダスでも同様の取り組みが行われている。これまでは試作品を12人の技術者が手作業で作っていたが、3Dプリンターを使えば2人ですむという。
スポーツシューズは、ファッション性が高く、古くは、元NBAのスター選手、マイケルジョーダンのエアジョーダンはシリーズ化され、世界的に爆発的な人気商品となるなど、有名プロスポーツ選手のシグネチャーモデル等は、非常にデザインが重要な要素となる。また日本国内では、人気のairmaxを、履いているその場で脱がせて奪い取るairmax狩り等も横行した。このような市場においてヒット製品を生み出すのに今後ますます3Dプリンターは活用されるだろう。

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