カテゴリー別アーカイブ: 3Dプリンター 購入

安くなってきているとはいえ、まだまだ高価な3Dプリンター。周りに持っている人もあまりいないし、市場も成長の過程にある為、どのような3Dプリンターを購入したらよいのか、迷うことも多いかと思います。実際に購入の際には、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

3Dプリンターストアをアマゾンがオープン

アメリカ本国のamazonでは既に3Dプリンターコーナーがオープンしているが、この度日本のamazonでも3Dプリンタストアとして、3Dプリンター関連の商品を扱うコーナーがオープンした。取扱い商品は3Dプリンター本体以外にも、フィラメントや3Dソフトウェア、関連書籍等。取扱っている3Dプリンターは、今のところ3DシステムズのCube/CubeXのみ。海外のamazonだとAfinia等の数種類のプリンターを扱っていたので、日本のamazonも早くラインナップをそろえてくれることに期待したい。3Dシステムズのプリンターはオンラインショップに限らず、ヤマダ電機やビックカメラ等の実店舗でも目にすることが多くなってきたが、ストラタシス陣営のコンシューマー向け3Dプリンターは、何故だかあまり目にすることがない。Makerbot Replicator等も普通に店頭やアマゾンのストアに並んでも良いような気がするが、おそらく何かの事情があるのであろう。昨年度はMakerbot Replicatorがホームユースの3Dプリンター市場を牽引してきたが、ストラタシスに買収されて以降、商流等に関しては何等かの方針があるのかもしれない。それに対して3Dシステムズ陣営は、初心者でも使いやすいCubeを筆頭に、様々な商流に乗せた展開を積極的に行っている。さてこの先、家庭用3Dプリンター業界はどのように進んでいくのか、非常に興味深い。
3Dプリンターを使っていて意外と消費するのがフィラメント。出力したいと思った時にフィラメントが足りないとかだと、近所に売ってるわけでもないし、入手にはそれなりの時間がかかる。ネットでフィラメントを購入する人も最近は増えてきた。ケンビル等がPLAやABSのフィラメントを格安で独自ストアや、楽天、ヤフーショッピング等で販売している。そんなフィラメントがこの度アマゾンでも販売されることになった。アマゾンプライム会員だと、翌日到着等も可能なようで、今すぐフィラメントが欲しい時にはとても助かるサービスではないだろうか。もちろん送料無料というのがうれしい。

家電量販店で3Dプリンターが続々販売開始

個人向けの3Dプリンターの販売を、大手家電量販店が続々と開始している。ビックカメラ、ノジマ、ヤマダ電機が8月から3Dプリンターの店頭販売を開始した。取扱い機種は、3D Systems社の、Cube/Cellp等。量販店販売となってくると、在庫確保が重要となってくるが、その点では3D Systems社のCubeが優勢か。店頭では、実演等も実施しており、足を止めて見入る人も多いようだ。その他、夏休みということで、子供向けの体験イベント等も実施されており、ますます3Dプリンターは身近な存在になってきている。ただ、その場で持ち帰れるわけではなく、実際の納期はもう少し先、等場合もあるようで、やはり世界的に3Dプリンターの在庫は不足気味のようだ。例えば、ビックカメラでは、当日10台限定で9万9800円等のように数量制限もあもよう。

ヤマダ電機で3DプリンターCubeが買える

な、なんと、3Dプリンターがついにヤマダ電機で販売される!これまでだと、米国の3D Systems社からの並行輸入等、入手には非常にハードルが高かったが、これにより、町のヤマダ電機で気軽にその日のうちに3Dプリンターが買えるようになるかもしれない。ヤマダ電機は、Cubeだけではなく、スリーディー・システムズ製の3Dプリンターとして、ProJet等の店舗における販売も開始する。販売開始時期は8月上旬。
今回の取り組みにおいては、イグアス社がスリーディー・システムズの販売代理店として3Dプリンタをヤマダ電機に提供すると共に、グループ会社のJBサービスで保守サービスも行う。個人向け製品に関して、最初はパイロット店舗として「LABI1日本総本店池袋」で8月上旬より販売を開始してから、販売状況により順次全国に展開する。また店舗での造形サービスも実施するらしい。デモというやつでしょうか。
日本国内のCube販売におてい、何かと目にするイグアス社だが、今回はヤマダ電機への商品供給も行うらしい。で、肝心の、4月に発表したコンシューマー向けにCubeを販売するサービスはどうなったのか?イグアス社に問い合わせてみると、現時点注文すると、商品の到着は1か月以上先の8月下旬らしい。なんでそんなに時間がかかるのか?と問い合わせたところ、Cube自体の本体の在庫は確保できているが、フィラメントの在庫が確保できていないとのことで、その結果本体の発送自体も一か月以上先に伸びてしまうとのことだ。とか言いながら、ヤマダ電機に商品供給を行う等、いったい在庫はあるのかないのか?どの商流で売りたいのか、全くよくわからない。3Dプリンターバブルに乗っかりたいのも理解できるが、もう少しお客様の事を考えた販売戦略等を整理した方がいいのではないだろうか?今からイグアスに直接注文しても、8月中旬に届くかどうかは全く不明。場合によっては、9月10月になることも。でも、一方ではイグアスはヤマダ電機に商品を供給?いったいどこで買えばいいのだろうか?

3Dプリンター「UP Plus 2」をブルレーが販売

米ブルレーの日本支社が、中国Delta Micro Factory corporation社製の卓上型3Dプリンター「UP Plus 2」を、7月下旬から日本国内で発売すると発表した。価格は19万9800円。フィラメントは、700g×2巻で10,800円。PLA/ABS樹脂両方に対応する熱溶解式(FDM)の3Dプリンター。製作時のプリンターパッドの位置調整を付属のソフトウェアで自動調整することが可能。
・最大印刷領域:140(幅)×140(奥)×135(高さ)ミリ。
・積層ピッチ:0.15~0.4ミリ。
・本体サイズ:245(幅)×260(奥)×350(高さ)ミリ。
・重量:約5キロ。

ブルレー日本法人がMakerbot Replicatorの取り扱い開始のニュースを先日当サイトでもお伝えしたが、今回は新たにラインナップにUp Plus2が追加された。ブルレー日本法人のホームページを見ると、その他にも多くの3Dプリンターを取り扱っており、現時点では、
MakerBot Replicator 2
MakerBot Replicator 2X
・Cubify Cube
・Cubify CubeX
・Printrbot
・Type A Machines
・UP Plus 2
・UP mini
となっている。同様の国内取扱い企業としては、イグアス、武藤工業、等があるが、ラインナップ的には、ブルレー社が一歩リードした感じだろうか。ただ、3Dプリンターは現状世界的に品薄傾向であり、国内の取り扱い企業も、販売の発表はしているが、実際には在庫の確保に苦労しているようである。国内の代理店から購入するに際しては、納品期間/本体価格/フィラメント価格/アフターサポート/保障/日本語の付属マニュアル、等を総合して判断するのがよさそうだ。

Cube 3Dプリンターを購入:その3

※この投稿は、3D CAD DATA.COMユーザーのひらちゃんからの寄稿です。
ついに届きました!Cube3Dプリンター。6月15日にCubifyで注文してから、7月1日の午前中に届きました!16日。2週間強で届きました。当初5営業日で届くと思っていたので、かなり待った気分ですが、満足です。途中、イグアスで注文した方が良かったかな?と思ったこともありましたが、結局現時点でも注文しか受け付けていなくて、発送等を開始していないイグアスと比較したら、海外輸入は間違いではなかったのかなと。送料がそれなりにかかりましたが、それでもイグアスから購入するよりも安くて、早く手に入りました!
白色が人気で在庫確保に手間取っていたのか、それともその他のカラーもこれくらいかかるのかはわかりません。かなり大きな箱に入ってますが、重さはさほどでもないです。開封の儀からセッティングまでは、また次回報告させていただきます。

Cube 3Dプリンターを購入:その2

※この投稿は、3D CAD DATA.COMユーザーのひらちゃんからの寄稿です。
6月15日にCubifyでCubeを注文。イグアス社での購入の目途がたたなかったので、早く手に入るという点を評価して、Cubifyからの個人輸入を実行。既にCubeをCubifyから個人輸入で入手した方のブログ等を見てみると、1昨年等、一時は注文から納品まで長ければ数か月もかかっていたようだが、最近だと供給が安定してきたのか、米国内なら3営業日、それ以外の地域なら5営業日で届くとのこと。ウェブから注文したら、5営業日で日本に届くとはなんと便利な世の中なのかと感動して注文。
注文日から5日ほどたって、そろそろ届いているかなと楽しみにして帰宅するも一向に到着の気配はない。再度注文書を確認したら、
「This item is scheduled to be shipped on 28-Jun-2013.」
とさりげなく記載されてるではないか!
28日に出荷して、それから5営業日となると、7/3到着予定。6/15に注文したので、18日もかかる…。
米国以外なら5営業日ということで、個人輸入に踏み切ったのに…。こんなことならイグアスからの購入を待った方がよかったのかな?
注文したカラーは白色。人気的には白かシルバーが人気があるような気がするが、色によって納期が違うとかがあるのかも。気長に待ってみます。

Cube 3Dプリンターを購入:その1

※この投稿は、3D CAD DATA.COMユーザーのひらちゃんからの寄稿です。
3Dプリンターが欲しいと思ってから、様々なプリンタを調査。人気どころではMakerbot社のReplicator2だが、何分予算的に。。。RepRap式のプリンタも検討したが、組み立て等の面倒な作業がなく、すぐに使えるという点を重視してCubeに決定。ただ、Cubeがイグアス社による国内販売が6月から始まるというニュースが4月に流れるも、6月に入っても一向にイグアス社からの販売のニュースはなく、思い切ってCubifyからの個人輸入に挑戦。関税や、輸送費、アフターサポート、英語でのやり取りなど不安な点もあったが、思い切って購入に踏み切りました。購入に際してつまづいた点は、購入フォームから注文すると、送料が40,000円以上となってしまう点。何度入力フォームに入れなおしても、
Shipping amount $ 412.72 と表示されてしまう。
———–
Shopping cart amount $ 1662.00
Sales tax $ 0.00
Shipping amount $ 412.72
Shipping tax $ 0.00
Total amount $ 2074.72
———–
Cube社に英語で問い合わせすると、「そんなに送料は高くないので、カートを空にしてオーダーに進んでみて。そのオーダー内容をこちらで確認します。」との返事あり。ただ、注文フォームでは、カートが空ではオーダーができない。。。どうしたものか。色々試したところ、Zipコードの欄がどうも間違っていたらしい。Zipを辞書で引くと、「《米》 郵便番号」とのことだったので、米国における郵便番号のことかと思い、ブランクにしておいたところ、ZIPを記入しない場合は、0を入力してください、とのアラートが出たので、ZIPを0にしていたことが問題だったようだ。そのまま日本国内の郵便番号を入力すると、正しい送料となった。
———–
Shopping cart amount $ 1662.00
Sales tax $ 0.00
Shipping amount $ 104.92
Shipping tax $ 0.00
Total amount $ 1,766.92
———–
フィラメントは纏めて3つ購入。本体+フィラメント3つで$1662。送料を加えると、$ 1,766.92。日本円で、1ドル94円のタイミングで購入したので、
166,090円。為替相場はクレジット決済した日の相場が反映されるのだろうか?
ちなみにイグアスが発表した日本国内での価格が、税込168,000円。フィラメントは税込6,300円とのことなので、同じセットをイグアスから購入すると
186,900円。20,000円以上安く購入できたことになる。
国内の代理店を通して購入した場合のアフターサポートや、日本語マニュアル等、値段以上の価値はあるのかもしれないが、まずはプリンターが到着してから感想はのべてみたい。

イグアスが、東京/渋谷のショールームに3DプリンタCubeを展示

イグアスが6月14日、米3D Systemsが開発した低価格3Dプリンタ「Cube」を6月17日より渋谷のショールームで展示することを発表した。イグアスは、4月に、6月からCubeのプリンターを国内発売するとプレスリリースを出しているが、現時点で全く発売の目途は立っていないようだ。4月の当社の発表を聞いて、個人輸入ではなく、イグアスを通しての購入を期待して待ち続けているユーザーからしたら非常に悩ましい。このようなショールームでの展示を発表する前に、在庫確保の遅れや現状等を、誠意をもってユーザーに告知してほしいものだ。
イグアス社に直接電話やメール等で問い合わせたところ、6月14日時点で日本国内への在庫確保の目途が一切たっておらず、初期ロットが数十台確保できたとしても、それらをどのような割り振りで販売するかなどの説明を求めても、一切「未定です」の一言。数か月待って、ようやくイグアスが在庫を確保できたところで、初回のロットに当たらなければ、またイグアス社が在庫を確保するまでの数か月、購入を待たないといけないのかもしれない。4月に発表していた、6月発売のプレスリリースは、訂正されるのか?もうしばらく日本国内での発売を待つか、それとも思い切って個人輸入で購入するか、現時点では非常に悩ましいところである。

3Dプリンターコーナーがamazonに登場

米アマゾンにおいてだが、3Dプリンターのコーナーが登場した。3Dプリンタ本体だけではなく、CADソフトやフィラメント、3Dプリンティング関連の書籍等もリストされている。アマゾンで3Dプリンタが簡単に購入できるようになる日も、そう遠くないのかもしれない。まだ日本国内のamazonではこのような展開は始まっていないが、近い将来に、日本でも同様のコーナー等が設置され、amazonで3Dプリンタを購入したら、翌日に自宅に届くというようなことになるかもしれない。現時点で日本国内においては、まだまだ3Dプリンターを手に入れるには、ごく限られた製品か、もしくは海外から個人輸入するしかない。
販売代理店等もいくつか登場しているが、在庫確保等に苦戦しているようで、現時点でもっとも早く手に入れたい場合は、個人輸入になってしまう。現在米アマゾンで取り扱われているプリンタにおいては、Afinia 3D Printer H-Seriesが個人的には非常に興味がある。

3Dプリンターcubeの発売日

4月に、3D Systems社の3Dプリンター、Cube/CubeXの国内販売が発表されました。「イグアス:Cube/Cube X」「武藤工業:Cube X」の取り扱いとなっており、共に、2013年6月からの発売と発表されていましたが、現時点(6月6日)において、まだ販売ははじまっていません。現状を問い合わせたところ、3D Systems社の方での在庫確保に手間取っており、まだ国内に入ってきていないとのこと。発売が待ち遠しいところだが、もう少し時間がかかるようだ。

仕様 Cube CubeXシングルハード CubeXダブルハード CubeXトリプルハード
出荷時期 6月初旬 6月初旬 6月初旬 6月初旬
販売価格(税抜) 160,000円 398,000円 438,000円 498,000円
重量 4.3㎏ 36㎏ 37㎏ 38㎏
造形サイズ 140*140*140 275*265*240 230*265*240 185*265*240
造形素材 PLA/ABS PLA/ABS PLA/ABS PLA/ABS