海外ではoDesk、国内ではランサーズやクラウドワークス等で活気づいているクラウドソーシングサービスだが、3Dプリンティングに特化したクラウドソーシングサービスが登場した。3Dプリンターで出力したいデータをサイトにアップロードすると複数の3Dプリント業者から出力するための費用見積もりが提示される。取引額の5%がCowFabの手数料として発生するビジネスモデルだ。
聞くところによると、国内で工業製品向けのハイスペックな3Dプリンターを保有している企業でも、常にそのプリンターは稼働している訳ではなく、個別に出力を請け負ったりもしている場合があるようだ。最先端の高額な3Dプリンターを保有していても、稼働せずに休眠状態にあるのであれば、自社製品のプロトタイプ作成だけではなく、このような外部からの受注を個別に受けて3Dプリンターを稼働させるのも有りなのかもしれない。国内でも似たようなサービスが最近はじまっているので、今後は3Dプリンターを持っていない人でも、データさえあれば3Dプリンティングを気軽にためしめるようになるかもしれない。