ふとテレビをつけていたら、5Dプリンターとかいう言葉が耳に飛び込んできた。何かと思えば、テレビドラマ「安堂ロイド」でキムタクこと木村拓哉さんが演じる安堂ロイドは、5Dプリンターという技術でタイムトラベルをしているらしい。ドラマを観ていないので、詳しいことは分からないが、おそらく今年の3Dプリンターブームを背景にしたテレビドラマ上での演出だろう。
堺雅人主演で社会現象となるまでの人気をはくした半沢直樹の後枠で放送されるだけに、なんとしても成功させるには、このような要素もうまく取り入れていくのも重要なのかもしれない。Androidに3Dプリンターが、安堂ロイドと5Dプリンター。
5Dプリンターはよしとして、ちなみに4Dプリント技術というのは既に研究されているらしい。アメリカ軍の研究所が、4Dプリンティングを研究する3つの大学に約8,500万円の補助金を出し、研究を促進しようとしている。4Dとは何か?4次元とは、一般的には、空間における次元が4つあることをさす。米軍が研究しようとしている4Dプリンティングは3次元の立体構造に動きという概念を加えた物のようだ。
何等かのきっかけによって、形状や性質を変化したり自律的に組みあがったりするような物を作り出す技術。自律的に組みあがると聞くと、トランスフォーマー等をイメージするかもしれない。となると、軍が興味を持つのもなんとなくわかる。
MIT(マサチューセッツ工科大学)のスカイラー ティビッツ氏は、水等の液体に触れると形状を変える素材の3Dプリントに成功しているという。
このような技術革新を繰り返していくことにより、3Dプリンティング技術は4Dプリンティングに進化して、いずれはあなたの元にキムタクが時空を超えてやってくる日が来るのかもしれない。