キーエンスのAGILISTA-3100

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キーエンスという会社の名前は聞いた事があると思いますが、何を扱っている会社かご存知ですか?キーエンスと聞くと、社員の平均年収が1,300万円とか、高収益企業とか、工場を持たないファブレス経営等が有名かもしれない。そんなキーエンスが今年の5月8日に行った決算発表では、5年ぶりに過去最高益を更新したことを発表し、株価の上昇に弾みを付けた。5月16日には10年来の高値を記録して、併せて6月18日には、3Dプリンターの発売を開始した。
キーエンスが販売する製品には、高評価な製品が多いが、そんなキーエンスが発売する3Dプリンターとなると注目度も高いだろう。今回キーエンスが発売する3DプリンターはAGILISTA-3100。アジリスタと発音するらしい。価格は問い合わせないと分からないようだが、おそらく380万円程度かと思われる。380万円という値段を高いとみるか、安いとみるか。カテゴリー的には、3D Systems社の「ProJet 3500」シリーズに近いか。積層ピッチは15μm。付属のソフトウェア「Modeling Studio」で簡単に出力設定が可能。またこのソフトには、STL変換時に発生する欠損データを自動補正できるなどの機能も備わっている。
あのキーエンスが発売する3Dプリンターということで、業界大注目。個人的には、ホームユースの3Dプリンター市場に参入してほしい。formlabsが発売を予定しているFORM1あたりのカテゴリー商品を低価格でキーエンスが出して来れば、日本の3Dプリンター市場は、また一歩大きく前進するのではないだろうか。

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