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Cube 3Dプリンターを購入:その3

※この投稿は、3D CAD DATA.COMユーザーのひらちゃんからの寄稿です。
ついに届きました!Cube3Dプリンター。6月15日にCubifyで注文してから、7月1日の午前中に届きました!16日。2週間強で届きました。当初5営業日で届くと思っていたので、かなり待った気分ですが、満足です。途中、イグアスで注文した方が良かったかな?と思ったこともありましたが、結局現時点でも注文しか受け付けていなくて、発送等を開始していないイグアスと比較したら、海外輸入は間違いではなかったのかなと。送料がそれなりにかかりましたが、それでもイグアスから購入するよりも安くて、早く手に入りました!
白色が人気で在庫確保に手間取っていたのか、それともその他のカラーもこれくらいかかるのかはわかりません。かなり大きな箱に入ってますが、重さはさほどでもないです。開封の儀からセッティングまでは、また次回報告させていただきます。

Windows 8.1が3Dプリンターに対応

最近では、amazonに3Dプリンターコーナーができたり等、3Dプリンターが大衆化しはじめているが、次は、なんとWindows 8.1が3Dプリント機能にネイティブ対応するらしい。Autodeskなどのレンダリングソフトで作成したオブジェクトデータを、Windowsマシンからシームレスに3Dプリンターに出力できる。それは、米Microsoftが6/26に行った、年次開発者会議「BUILD 2013」で発表された。コードネーム:Windows Blueのプレビュー版は特設サイトから無料でダウンロードできる。これまでは3DCADソフト等で作成したデータは、レンダリングソフトからエクスポートして3Dプリンターのソフトウェアにインポートする必要があったが、Windows 8.1では、3Dプリンターのドライバが用意されており、Autodeskや3D Systemsなどのレンダリングソフトウェアで作成したファイルをそのまま3Dプリンターに出力できる。出力先としては、MakerBotやShapewaysやSculpteoが対応しており、Kinect for Windowsで取り込んだ人間の3Dオブジェクトを3Dプリンタで出力するデモ動画を公開した。3Dプリンティングがどこまで一般家庭向けに普及するかは現時点では懐疑的ではあるが、可能性は大いにあるだろう。フック等のちょっとした物から、子供向けのおもちゃなど、これまでならわざわざホームセンターにまで買い物に出かけていたようなちょっとした小物等は、データが作れさえすれば、たいていの物は3Dプリンターで作成することができる。ただ、これまでのプリンターのように、写真を簡単にプリントアウトするのとはことなり、3Dデータを作成することは、一般のユーザーにはハードルが高いだろう。一般のユーザーがAutodesk社のCADソフトを簡単に操作できるというのは想像できない。可能性としては、Autodesk社等のソフトウェア企業が、一般ユーザーにでも簡単に使いこなせるソフトを開発するか、もしくは簡単に3DCADデータをユーザーが入手することができるマーケット等の登場が期待される。すでにAutodesk社は、CADの敷居を下げるべく、124Design等、ipad等でも操作できる簡易版CADソフトや、iphoneからスキャニングできるソフト等の提供を始めている。

MakerBot社をStratasys社が買収

米国時間の6/19、工業用の3Dプリンターの最大手、Stratasysが、MakerbotReplicator等の生産販売を行うMakerBot社を買収したと発表した。買収額は日本円で約430億円。MakerBot社は、2009年に創業。Replicatorシリーズはこれまでに累計で約22,000台を販売してきた。Stratasys社は、33年以上にわたり、ラピッドプロトタイピングの業界でのリーダー的企業であり、1,000万円以上もする産業用3Dプリンターの製造/販売を行ってきた。近年ではイスラエルのObjet社との合併を行うなど、3Dプリンティング市場において、積極的な事業展開を行っている。今回のMakerBot社買収は、近年市場が広がりつつあるコンシューマー向け3Dプリンター市場においても積極的な事業展開を行っていくことの表れだろう。コンシューマー市場向けにCubeを展開する3DSystems社と、今回のMakerBot社を買収してコンシューマー市場に乗り込んできたStratasys社の、この2社が当面3Dプリンティング市場を席巻していくことだろう。日本のメーカー等の活躍も期待したい。

Cube 3Dプリンターを購入:その2

※この投稿は、3D CAD DATA.COMユーザーのひらちゃんからの寄稿です。
6月15日にCubifyでCubeを注文。イグアス社での購入の目途がたたなかったので、早く手に入るという点を評価して、Cubifyからの個人輸入を実行。既にCubeをCubifyから個人輸入で入手した方のブログ等を見てみると、1昨年等、一時は注文から納品まで長ければ数か月もかかっていたようだが、最近だと供給が安定してきたのか、米国内なら3営業日、それ以外の地域なら5営業日で届くとのこと。ウェブから注文したら、5営業日で日本に届くとはなんと便利な世の中なのかと感動して注文。
注文日から5日ほどたって、そろそろ届いているかなと楽しみにして帰宅するも一向に到着の気配はない。再度注文書を確認したら、
「This item is scheduled to be shipped on 28-Jun-2013.」
とさりげなく記載されてるではないか!
28日に出荷して、それから5営業日となると、7/3到着予定。6/15に注文したので、18日もかかる…。
米国以外なら5営業日ということで、個人輸入に踏み切ったのに…。こんなことならイグアスからの購入を待った方がよかったのかな?
注文したカラーは白色。人気的には白かシルバーが人気があるような気がするが、色によって納期が違うとかがあるのかも。気長に待ってみます。

iPhoneを収納できる3Dプリンターで作ったハイヒール

3Dプリンタで様々な物が作られているが、今度はなんとiphoneを収納できてしまうハイヒールが登場した。このハイヒールをデザインしたのは、オランダのアムステルダルにある3Dデザイン会社のFreedom of CreationのプロダクトデザイナーであるAlan Nguyen氏。なかなかこの発想は思いつかない。
ハイヒールに収納するくらいなら、まずは先に帽子やベルト等を思いつく物だが、逆にこの奇抜さが3Dプリンターの面白さかもしれない。普段なら形にまではしないような馬鹿らしい思いつきも簡単に実際に作れてしまうところが、この先の3Dプリンターの可能性を感じさせる。こんなのあったら面白いのに、みたいなアイデアあれば、どんどんください。

Cube 3Dプリンターを購入:その1

※この投稿は、3D CAD DATA.COMユーザーのひらちゃんからの寄稿です。
3Dプリンターが欲しいと思ってから、様々なプリンタを調査。人気どころではMakerbot社のReplicator2だが、何分予算的に。。。RepRap式のプリンタも検討したが、組み立て等の面倒な作業がなく、すぐに使えるという点を重視してCubeに決定。ただ、Cubeがイグアス社による国内販売が6月から始まるというニュースが4月に流れるも、6月に入っても一向にイグアス社からの販売のニュースはなく、思い切ってCubifyからの個人輸入に挑戦。関税や、輸送費、アフターサポート、英語でのやり取りなど不安な点もあったが、思い切って購入に踏み切りました。購入に際してつまづいた点は、購入フォームから注文すると、送料が40,000円以上となってしまう点。何度入力フォームに入れなおしても、
Shipping amount $ 412.72 と表示されてしまう。
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Shopping cart amount $ 1662.00
Sales tax $ 0.00
Shipping amount $ 412.72
Shipping tax $ 0.00
Total amount $ 2074.72
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Cube社に英語で問い合わせすると、「そんなに送料は高くないので、カートを空にしてオーダーに進んでみて。そのオーダー内容をこちらで確認します。」との返事あり。ただ、注文フォームでは、カートが空ではオーダーができない。。。どうしたものか。色々試したところ、Zipコードの欄がどうも間違っていたらしい。Zipを辞書で引くと、「《米》 郵便番号」とのことだったので、米国における郵便番号のことかと思い、ブランクにしておいたところ、ZIPを記入しない場合は、0を入力してください、とのアラートが出たので、ZIPを0にしていたことが問題だったようだ。そのまま日本国内の郵便番号を入力すると、正しい送料となった。
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Shopping cart amount $ 1662.00
Sales tax $ 0.00
Shipping amount $ 104.92
Shipping tax $ 0.00
Total amount $ 1,766.92
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フィラメントは纏めて3つ購入。本体+フィラメント3つで$1662。送料を加えると、$ 1,766.92。日本円で、1ドル94円のタイミングで購入したので、
166,090円。為替相場はクレジット決済した日の相場が反映されるのだろうか?
ちなみにイグアスが発表した日本国内での価格が、税込168,000円。フィラメントは税込6,300円とのことなので、同じセットをイグアスから購入すると
186,900円。20,000円以上安く購入できたことになる。
国内の代理店を通して購入した場合のアフターサポートや、日本語マニュアル等、値段以上の価値はあるのかもしれないが、まずはプリンターが到着してから感想はのべてみたい。

ナイキやアディダスがプロトタイプ作成に3Dプリンターを活用

近年様々な工業製品シーンで3Dプリンターが活用されているが、ナイキやアディダス等のスポーツ用品メーカーも、シューズ等の開発において、試作品を3Dプリンターで作成している。アメリカのオレゴン州にあるナイキ本社では、アメフトのプロ選手向けシューズ「ヴェイパー・レーザー・タロン」の開発においても3Dプリンターが活用された。ドイツのアディダスでも同様の取り組みが行われている。これまでは試作品を12人の技術者が手作業で作っていたが、3Dプリンターを使えば2人ですむという。
スポーツシューズは、ファッション性が高く、古くは、元NBAのスター選手、マイケルジョーダンのエアジョーダンはシリーズ化され、世界的に爆発的な人気商品となるなど、有名プロスポーツ選手のシグネチャーモデル等は、非常にデザインが重要な要素となる。また日本国内では、人気のairmaxを、履いているその場で脱がせて奪い取るairmax狩り等も横行した。このような市場においてヒット製品を生み出すのに今後ますます3Dプリンターは活用されるだろう。

14万円台の国産3Dプリンター「CellP」

燃料の販売/配達やインターネットプロバイダ事業、デジタルコンテンツ事業を行う岡田商店は、6月12日、14万円台の3Dプリンター「CellP 3Dプリンター組立キット」の受注開始を発表した。「CellP」とは、CellP projectのメンバーが開発を進めるオープンソースのRepRapプロジェクトから派生した3Dプリンター。CellPはオープンソースの3Dプリンター。

・積層ピッチ:0.1mm
・プリント可能最大エリア:横200mm×奥行き180mm×高さ180mm
・本体サイズ:幅400mm×奥行き400mm×高さ418mm(電源ユニット部分を除く)
キットを組立てた完成形で発送する「CellP 組立調整サービス」を3万5000円で提供している。
本体価格は14万7000円だが、6月25日までに注文された先着50セットは9万8000円で販売される。

イグアスが、東京/渋谷のショールームに3DプリンタCubeを展示

イグアスが6月14日、米3D Systemsが開発した低価格3Dプリンタ「Cube」を6月17日より渋谷のショールームで展示することを発表した。イグアスは、4月に、6月からCubeのプリンターを国内発売するとプレスリリースを出しているが、現時点で全く発売の目途は立っていないようだ。4月の当社の発表を聞いて、個人輸入ではなく、イグアスを通しての購入を期待して待ち続けているユーザーからしたら非常に悩ましい。このようなショールームでの展示を発表する前に、在庫確保の遅れや現状等を、誠意をもってユーザーに告知してほしいものだ。
イグアス社に直接電話やメール等で問い合わせたところ、6月14日時点で日本国内への在庫確保の目途が一切たっておらず、初期ロットが数十台確保できたとしても、それらをどのような割り振りで販売するかなどの説明を求めても、一切「未定です」の一言。数か月待って、ようやくイグアスが在庫を確保できたところで、初回のロットに当たらなければ、またイグアス社が在庫を確保するまでの数か月、購入を待たないといけないのかもしれない。4月に発表していた、6月発売のプレスリリースは、訂正されるのか?もうしばらく日本国内での発売を待つか、それとも思い切って個人輸入で購入するか、現時点では非常に悩ましいところである。

無印が3Dフィギュアを連携させたキャンペーン

無印/MUJIを展開する良品計画が世界同時キャンペーンとして、3Dフィギュアを用いた「MINI to GO」を実施する。7月12日~8月15日にかけて、「良い旅を・良い品と」をコンセプトとして「MUJI to GO」の世界同時キャンペーンを実施する。「MUJI to GO」は昨年も実施されていたが、今回は「MINI to GO」として、MUJI to GO のアイテムと3Dフィギアを連携させた動画発信したり、売り場やウェブサイト上との連携を行う。イマイチ何ができるのかがよくわからない。ホームページ上から応募した人の中から抽選で1家族にANA就航便の発着する区間の旅と3Dフィギュアをプレゼントする。うーん、いまいち分からない。とりあえず3Dプリンティングが流行っているから、何か絡めてキャンペーンでもしようか、ということろだろう。